五感当事者研究


 当事者研究は、統合失調症や依存症などの精神障害を持ちながら暮らす中で見出した生きづらさや体験(いわゆる“問題”や苦労、成功体験)を持ち寄り、それを研究テーマとして再構成し、背景にある事がらや経験、意味等を見極め、自分らしいユニークな発想で、仲間や関係者と一緒になってその人に合った“自分の助け方”や理解を見出していこうとする研究活動としてはじまりました。(~ 当事者研究とは -当事者研究の理念と構成- ~向谷地生良より)

 五感当事者研究とは、当事者研究の内容を、言葉・文字だけでなく五感も活用し、音楽・絵画・造形などのアートにすることで、自分自身や社会との関係を見つめ直そうとするものです。

 


研究作品たち


思い通りに描く世界


脱走と解放


言葉の圧縮


もう一人の自分


はじめて作った私のバッグ


発展するホッケ同盟


孤独からの生還


歌と水行と私


吉田理論の構築


さよならもう一人のまちこ


流れ落ちる脳


踊る空気清浄機


集中力と私


共存もまた良し